イイダッカ商店〜ぼくたち夫婦の、人生かけた実験記録〜

中学卒業後10年ぶりの再会を機になぜか急に結婚した二人が人生かけた多様な実験を綴るピースフルブログ。あなたが笑ってくれたら嬉しい。

二人して泣くな

子育てを担うのに男女による適正の違いは無いと思っていたけど、

 

つまり、女だから子育てに向いている、男だから向いていないとか(その逆も)一概には言えないと思ってたけど、

 

おっぱいがまだ必要な時期は、やはりどうしても母親じゃないとどうにもならない時があるかもしれない。

 

 

おっぱいを飲みたい、というより、くわえたい、みたいな感じなのか?

 

わからないけれど。

 

 

それとうちは、平日の日中は私が一人でみているので、一緒に過ごす時間の量が格段に違う。

 

 

それの影響も大きいだろう。

 

 

 

そんなわけで、夫ではてんでだめなときがある。

 

 

息子が泣く

→ 夫がショックを受ける

→ 側から見ると夫が怒ってるように見える(本人は傷ついて凹んでるだけ)

→  息子が怖がってますます泣く

→  夫がますます凹む

 

という負のスパイラルが時折生まれる。

 

 

よしよし大丈夫だからどっちも(特に父さん)泣くな…

 

 

これはもう時期的なものもあるし、やはり過ごしてる時間の量が違いすぎる。

 

 

と、言っても、私も泣かれたらショックだろうなぁ。

 

 

 

 

オレ流 哺乳スタイル

赤ちゃんと生活してると、そうか我々は哺乳類だったよな、と、思い知る。

 

こんなの今まで一度たりとも自覚したことなかったけど、そう。我々は哺乳類なのである。

 

乳をふくみ、乳によりはぐくまれる類の生き物なのである。

 

そこで(?)息子の哺乳スタイルを記しておきたい。

 

 

  1. スタンダードスタンダード
  2. 腕立て哺乳
  3. 寝ながら哺乳
  4. 立っても哺乳
  5. お風呂で哺乳
  6. both of OPPAI
  7. セルフ哺乳
  8. 上から哺乳
  9. 下から哺乳
  10. お礼んぐ哺乳

 

 

内容はご想像におまかせ。

 

 

横腹を吸うな

夫の同期Kくんが、結婚祝いと言って私たち家族三人をお寿司に連れて行ってくれた。

 

f:id:kwbtshowteen:20191209095627j:image

 

大人が食べてると息子も食べたくなるだろうと思い、離乳食も持参。

 

大人も子どももご機嫌で食べる。

 

そしていつもの通り、「食後のおっぱい」リクエスト。

 

そうだよね。

 

家だろうが外だろうが、そうなのである。

 

私「あげてもいいかい?」

 

夫、苦笑いを浮かべつつ消え入るような声で「いいんじゃない」。

 

 

私「Kくんごめん失礼します。」

 

わいせつ罪に当たらないことを祈る。

 

 

それにしても、おっぱいを飲むついでに脇腹を吸うな、息子。

 

 

 

バンボと息子

こんばんは。

 

うちに、あわてんぼうのサンタクロースがやってきて、ロボット掃除機バンボをプレゼントしてくれた。

 

うれしい。

 

で、「赤ちゃんとバンボ癒されるよ」と知り合いからきいていたので、

 

うちの赤ちゃんはどんな反応だろう?と楽しみにしていたのだけど、

 

まさかの、大泣き。

 

鬼かなまはげでも見たかのような大泣き。

 

 

四日目の昨日、夫と一緒にバンボに慣れる練習をしたらしく、昨日克服。

 

 

よかった。

 

そして今気づいたけど、バンボじゃなくてルンバだ。

 

 

死ぬかと思った

こんばんは、1日3分育児記録です。

 

本日はヒヤリについて。

 

三日前くらい、夫が残業で遅かった日のヒヤリ。

 

台所で家事をしてた私の、ズボンの裾を引っ張る息子。

 

これはよくある。

 

寂しくなったから一緒に遊ぼう、と言っているのか、

高い景色を見たいからだっこして、と言ってるのか。

 

でも玉ねぎで手が離せない。

 

と、ゴミ箱に捨ててあった玉ねぎのビニール袋で遊び始める息子。

 

お、台所仕事が進められるぞと思った私。

 

突然「オッホオッホ!」と、顔を真っ赤にして咳き込む息子。

 

慌てて見ると、食いちぎられたビニール袋が小さな手の中に。

 

息子の口に手を突っ込む。

 

何も掴めない。

 

喉元までさらに突っ込む。

 

何も掴めない。

 

ようやく落ち着く息子。

 

「大丈夫?」

『…』

「もう何も入ってない?」

『…』

 

一応 救急車を呼ぶか?

 

でも不必要に救急車を呼ばないでって呼びかけがあるし…

 

救急車ほどじゃないときにかける電話番号なんだっけ…

 

#から始まる四桁の数字…

 

えっ覚えてたのに忘れた…

 

「小児  # 救急」でググる

 

「#8000」が出てくる。

 

かける。

 

スマホの電話ボタンが無い。

 

焦る。

 

あった!

 

「#8000」

 

すぐに自治体のしかるべき機関につながる。

 

迅速で的確で穏やかな応答。

 

「咳き込みが収まって呼吸もあるなら大丈夫かと思います。」

 

の一言に、ひと安心。

 

「様子を見て、また機嫌が悪かったり呼吸がおかしかったりしたら、病院へ行かれたら良いかと思います。」

 

といわれ、はい、と答える。

 

電話を切る。

 

「ごめんね、ごめんね」

 

「死ぬかと思った」

 

「死なないでくれてありがとう」

 

息子を抱きしめる。

 

 

せっかく、すごい確率で生まれてきてくれたいのち。

 

不注意なんかで、絶対なくしたくない。

 

 

仕事より家事より何より、

息子の安全を第一に過ごそうと改めて決意した日でした。

 

 

また3分こえちゃった。

 

 

生後8ヶ月間を3分で振り返る

息子は現在生後8ヶ月。

その間を3分で振り返りたい。

 

(3分で振り返ればならない理由はこのコーナーの趣旨にある。)

 

生後1ヶ月間

NICUでの生活。

 

「おっぱいが欲しい時、もらえるまで絶対に諦めず泣き続けます。とても主張がはっきりしていますね」と、病院の方々から太鼓判をいただく。

 

これは今も変わらない。

 

 

生後2ヶ月目。

家(実家)での生活。

初めて病院の外を知り、とにかく毎日なく、なく、なく。

 

可愛いとか愛しいとか思う余裕がなく、私はヘロヘロ。

 

まじで死ぬかと思った。

 

だから記憶ほぼない。

 

 

生後3ヶ月目。

親に頼っても良いのかもしれない、と、思い始める。

 

私が母親なんだから、みんなやってきてるんだから、私が自分で面倒みなきゃと思ってたけど。

 

このコンディションは異常かも、少し頼ってもいいかも、ていうか頼らないと私死ぬかも、と、思った時期。

 

だから息子の記憶ほぼない。

 

 

生後4ヶ月目。

 

ようやく自分の体調に余裕が出てきた頃。

 

息子が可愛くなり始める。

 

たしか、一緒にお風呂に入り始めた時期。

 

 

生後5ヶ月目。

 

やっぱあんま覚えてないや。

 

 

上しか向かなかったのが、寝返り打てるようになって、びっくりした。

 

おっぱいが欲しいとき泣くしかなかったのが、泣きながら這いつくばって来るようになって、びっくりした。

 

一つの泣き声しか無かったのが、甘え泣きや本気泣き、とりあえず泣きなどバリエーションが増えてびっくりした。

 

私をお母さんと認識してるもようで、びっくりした。

 

どんなに泣いてても私のだっこで泣き止むから、いまだにびっくりする。し、ありがとう、と思う。

 

夫婦喧嘩してたら息子が気を使って起きてきて、笑ったりするからびっくりした。あと、ごめん、って思った。

 

ざっくりこんな感じの8ヶ月間。

 

3分は超えたけど。

 

 

我が子かわいい〜とかではなくて。

育児記録を書きたい、と日々思ってた。

でも時間がない。

 

夫が言うように、育児中の一日はとても長く、とても短い。

 

そこで、一日3分と時間を決めて育児記録を残していきたい。

 

我が子かわいぃ〜という投稿がSNSには散漫してるけど(散漫の使い方多分違う)、

 

そういうニュアンスのものではなくて、

 

ただ起きた出来事を残しておきたい。

 

ただその時感じた思いを残しておきたい。

 

何のためになのか、誰のためになのか、

 

更新しながら見えてくるかもしれない(し、しないかもしれない)。

 

 

ただただ、

人が産まれて成長していく輝かしい過程のひとケースとして、

 

記録していきたいのです。

 

 

よかったらお付き合いくださいまし。