イイダッカ商店〜ぼくたち夫婦の、人生かけた実験記録〜

中学卒業後10年ぶりの再会を機になぜか急に結婚した二人が人生かけた多様な実験を綴るピースフルブログ。あなたが笑ってくれたら嬉しい。

横腹を吸うな

夫の同期Kくんが、結婚祝いと言って私たち家族三人をお寿司に連れて行ってくれた。

 

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大人が食べてると息子も食べたくなるだろうと思い、離乳食も持参。

 

大人も子どももご機嫌で食べる。

 

そしていつもの通り、「食後のおっぱい」リクエスト。

 

そうだよね。

 

家だろうが外だろうが、そうなのである。

 

私「あげてもいいかい?」

 

夫、苦笑いを浮かべつつ消え入るような声で「いいんじゃない」。

 

 

私「Kくんごめん失礼します。」

 

わいせつ罪に当たらないことを祈る。

 

 

それにしても、おっぱいを飲むついでに脇腹を吸うな、息子。

 

 

 

バンボと息子

こんばんは。

 

うちに、あわてんぼうのサンタクロースがやってきて、ロボット掃除機バンボをプレゼントしてくれた。

 

うれしい。

 

で、「赤ちゃんとバンボ癒されるよ」と知り合いからきいていたので、

 

うちの赤ちゃんはどんな反応だろう?と楽しみにしていたのだけど、

 

まさかの、大泣き。

 

鬼かなまはげでも見たかのような大泣き。

 

 

四日目の昨日、夫と一緒にバンボに慣れる練習をしたらしく、昨日克服。

 

 

よかった。

 

そして今気づいたけど、バンボじゃなくてルンバだ。

 

 

死ぬかと思った

こんばんは、1日3分育児記録です。

 

本日はヒヤリについて。

 

三日前くらい、夫が残業で遅かった日のヒヤリ。

 

台所で家事をしてた私の、ズボンの裾を引っ張る息子。

 

これはよくある。

 

寂しくなったから一緒に遊ぼう、と言っているのか、

高い景色を見たいからだっこして、と言ってるのか。

 

でも玉ねぎで手が離せない。

 

と、ゴミ箱に捨ててあった玉ねぎのビニール袋で遊び始める息子。

 

お、台所仕事が進められるぞと思った私。

 

突然「オッホオッホ!」と、顔を真っ赤にして咳き込む息子。

 

慌てて見ると、食いちぎられたビニール袋が小さな手の中に。

 

息子の口に手を突っ込む。

 

何も掴めない。

 

喉元までさらに突っ込む。

 

何も掴めない。

 

ようやく落ち着く息子。

 

「大丈夫?」

『…』

「もう何も入ってない?」

『…』

 

一応 救急車を呼ぶか?

 

でも不必要に救急車を呼ばないでって呼びかけがあるし…

 

救急車ほどじゃないときにかける電話番号なんだっけ…

 

#から始まる四桁の数字…

 

えっ覚えてたのに忘れた…

 

「小児  # 救急」でググる

 

「#8000」が出てくる。

 

かける。

 

スマホの電話ボタンが無い。

 

焦る。

 

あった!

 

「#8000」

 

すぐに自治体のしかるべき機関につながる。

 

迅速で的確で穏やかな応答。

 

「咳き込みが収まって呼吸もあるなら大丈夫かと思います。」

 

の一言に、ひと安心。

 

「様子を見て、また機嫌が悪かったり呼吸がおかしかったりしたら、病院へ行かれたら良いかと思います。」

 

といわれ、はい、と答える。

 

電話を切る。

 

「ごめんね、ごめんね」

 

「死ぬかと思った」

 

「死なないでくれてありがとう」

 

息子を抱きしめる。

 

 

せっかく、すごい確率で生まれてきてくれたいのち。

 

不注意なんかで、絶対なくしたくない。

 

 

仕事より家事より何より、

息子の安全を第一に過ごそうと改めて決意した日でした。

 

 

また3分こえちゃった。

 

 

生後8ヶ月間を3分で振り返る

息子は現在生後8ヶ月。

その間を3分で振り返りたい。

 

(3分で振り返ればならない理由はこのコーナーの趣旨にある。)

 

生後1ヶ月間

NICUでの生活。

 

「おっぱいが欲しい時、もらえるまで絶対に諦めず泣き続けます。とても主張がはっきりしていますね」と、病院の方々から太鼓判をいただく。

 

これは今も変わらない。

 

 

生後2ヶ月目。

家(実家)での生活。

初めて病院の外を知り、とにかく毎日なく、なく、なく。

 

可愛いとか愛しいとか思う余裕がなく、私はヘロヘロ。

 

まじで死ぬかと思った。

 

だから記憶ほぼない。

 

 

生後3ヶ月目。

親に頼っても良いのかもしれない、と、思い始める。

 

私が母親なんだから、みんなやってきてるんだから、私が自分で面倒みなきゃと思ってたけど。

 

このコンディションは異常かも、少し頼ってもいいかも、ていうか頼らないと私死ぬかも、と、思った時期。

 

だから息子の記憶ほぼない。

 

 

生後4ヶ月目。

 

ようやく自分の体調に余裕が出てきた頃。

 

息子が可愛くなり始める。

 

たしか、一緒にお風呂に入り始めた時期。

 

 

生後5ヶ月目。

 

やっぱあんま覚えてないや。

 

 

上しか向かなかったのが、寝返り打てるようになって、びっくりした。

 

おっぱいが欲しいとき泣くしかなかったのが、泣きながら這いつくばって来るようになって、びっくりした。

 

一つの泣き声しか無かったのが、甘え泣きや本気泣き、とりあえず泣きなどバリエーションが増えてびっくりした。

 

私をお母さんと認識してるもようで、びっくりした。

 

どんなに泣いてても私のだっこで泣き止むから、いまだにびっくりする。し、ありがとう、と思う。

 

夫婦喧嘩してたら息子が気を使って起きてきて、笑ったりするからびっくりした。あと、ごめん、って思った。

 

ざっくりこんな感じの8ヶ月間。

 

3分は超えたけど。

 

 

我が子かわいい〜とかではなくて。

育児記録を書きたい、と日々思ってた。

でも時間がない。

 

夫が言うように、育児中の一日はとても長く、とても短い。

 

そこで、一日3分と時間を決めて育児記録を残していきたい。

 

我が子かわいぃ〜という投稿がSNSには散漫してるけど(散漫の使い方多分違う)、

 

そういうニュアンスのものではなくて、

 

ただ起きた出来事を残しておきたい。

 

ただその時感じた思いを残しておきたい。

 

何のためになのか、誰のためになのか、

 

更新しながら見えてくるかもしれない(し、しないかもしれない)。

 

 

ただただ、

人が産まれて成長していく輝かしい過程のひとケースとして、

 

記録していきたいのです。

 

 

よかったらお付き合いくださいまし。

 

 

 

長い1日の積み重ねがあっという間の一生

こんばんは〜、夫です。

 

7年目に突入したノートPCが電源ボタンを押しても作動することなくご臨終になり、更新できずにおりました。

 

っていうのはただの言い訳でスマホから更新しろよと思い、スマホから更新をする次第でござる。

 

 

さてさて、皆様は勤労感謝の土曜日と日曜日、何故月曜が振休にならないんだ!?と思いながら週末を過ごされたのではないでしょうか(笑)

 

残念なお知らせですがカレンダー通りに働かれてる方々は2019年に残された国民の祝日は1日もございません!

 

去年までは天皇誕生日があったけど、今年無いもんね〜(泣)

 

さてさて、イントロが長かったですが本日の本題

 

1日が長い!

 

子育ての初期あるあるかもしれませんが、

 

八ヶ月になっても1日がめっちゃ長いです。

 

僕らの家事分担は

 

僕が山で芝刈りをして

 

嫁が川で洗濯をしてる

 

そう、ちようどいい感じ。

 

でもね〜、赤ちゃんがいると何故か1日がめっちゃ長く感じるのよ。

 

何でかなぁ〜

 

そして今夜は何故か覚醒して寝てくれない!

 

ちょっとまた今度更新をいたします。

 

川畑商店の100リスのホームページブログを作成したい!

取り憑かれて結婚について考える

おはようございます、妻です。

 

台風の被害が、まだ充分に報道されきれてないけれど、相当なものだということです。

 

こんな時、離れていて出来る直接的なサポートと、教訓を生かしていくということの、両方が必要だと思います。

 

思いつつ、目の前の育児に追われる日々です…

 

さて本日、取り憑かれて文章を書いています。

 

昨日は、両親の40回目の結婚記念日でした。

 

お祝いということで、おととい焼肉屋さんで祝杯をあげました。

 

(私は授乳中なのでもちろん水で)

 

Always三丁目の夕日かな?と思う佇まいの店。

 

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家族ぐるみでやってるお店なのですが、私たちが食べてる間ずっと息子と遊んでくれた。

 

息子、人前だとこんなにいい子なのなんで!?

 

まあ結婚40周年って、銀婚式ですけど、40年ってどうなんでしょうね、長いのかな。

 

実感として、長かったーって思うのかな。

 

私は結婚2年目で、あっという間の一年間でした。

 

なんなら二人とも入籍日を忘れていたし(元々覚えていない)、

 

義理の父から「結婚記念日おめでとう!」と手紙とか電話とかいただいて、それで、「えっ!もう一年?」みたいな感じでした。

 

 

ほんとにあっという間だったけど、そんなあっという間の一年間で通算5回も、

 

「こんなに苦労するなら結婚なんてしなきゃよかった!誰も教えてくれなかったし!」と、キレたことがあった。

 

 

ま、結婚して良かったと思ったタイミングはもっと多かったかもしれない。

 

でも結婚しての苦労と違って、結婚しての幸せっていうのは、

 

なんていうか日常の中に溶け込んでいて、わざわざ見つけるのが難しい。

 

 

だから幸せに関しては、回数というよりも、濃度的な測り方が適してる気もする。

 

私たちはこれまで、たくさんの対話を重ねたけど、その中でも一番盛り上がったのが、付き合う前のこれ。

 

私「結婚してみたいんだよねー」

夫「してみたいって感覚、すごい分かります!」

私「ね。したいっていうより、やってみたい。どんなもんなのか。」

夫「うんうん!」

私「私の周り、特に女の人は、絶対結婚したい!みたいな感じの人が多いんだけど…その感覚は分からないんだよね。ただ単に、どんなものなのか知りたい。」

夫「ただしてみたいんだよね!」

私「ついでに言うと、離婚もしてみたい。」

夫「すごいわかります!分かりますそれ!とにかく、なんでもやってみたい。」

 

それでいま結婚してるわけだけど、なんで結婚したのか?というと、経緯はこんな感じ。

 

1)お互い、元々結婚してみたかった

2)そしたら同じように、ただ単に経験として結婚してみたいという軽さで結婚したい人と出会った

3)いつのまにか恋に落ちて

4)結婚したいと思っていた。してみたい、ではなくて。

5)気づいたら結婚してた

 

 

でも、結婚したいと思った理由が、無い。

 

不思議なもので。

 

 

生涯ともに歩む覚悟とか、そんな生涯のことは分からないけど、

 

でも、生涯ともにしたい、とはそのとき思った。

 

しかもかなり確固たるもので、これはおそらく揺らがないだろうと思った。

 

そんな、凪のように落ち着いた気持ちだった。

 

してみたら色々大変なことがわいてきて面食らったけど、これが結婚か〜、しなきゃ分かんなかったから勉強なったわ〜という感じの結婚2年目。

 

 

あと、一度結婚したら、離婚したいとはあんまり思わないということも分かった。

 

これは個人差があるかもしれないけど。

 

どんなに大変なときも、離婚したい!という考えには至らなくて、結婚なんかしなきゃ良かった、で、考えは終わった。

 

だって離婚ってなると、また色々めんどくさいから(笑)

 

 

この結婚という人間が作り上げた制度、ほんとうに面白い。

 

これからも研究は続きます。