イイダッカ商店〜ぼくたち夫婦の、人生かけた実験記録〜

中学卒業後10年ぶりの再会を機になぜか急に結婚した二人が人生かけた多様な実験を綴るピースフルブログ。あなたが笑ってくれたら嬉しい。

立ってるじゃん?

いつの日からか、息子が自分の足で一人で立つようになった。

 

いつものことながら、初めてはどの瞬間だったかがわからないのが、誠に残念。

 

自分の観察眼の無さに泣きそうになる。

 

 

しかし息子もわるい。

 

なぜなら、「立ったよ!ほら!今!立ってるよ!」とかではなく、

 

至って普通に立っているのである。

 

 

おそらく彼は、自分が立てるようになったという自覚が無い。

 

 

立ちたいから立ったのではなく、

 

遠くの物が見たかったのではないだろうか。

 

もしくは、お母さん(いちおう私)と同じ景色が見たかったのでは?

 

はたまた、お母さんにすこしでも近づきたかったのかもしれない。

 

 

そんな気がする立ち方である。

 

 

初めて自転車に乗るような、

 

慣れないスケートボードに乗るような、

 

 

そんなニュアンスで、グラグラとバランスを取りながら立っている姿の、

 

なんと愛おしく、

 

なんと頼もしいことか。