イイダッカ商店〜ぼくたち夫婦の、人生かけた実験記録〜

中学卒業後10年ぶりの再会を機になぜか急に結婚した二人が人生かけた多様な実験を綴るピースフルブログ。あなたが笑ってくれたら嬉しい。

娘を送り出す親の心境

なんて娘の立場から分かるはずも無いんですが「こんな感じなのかな?」っていうなんとな〜くの雰囲気はわかり始めた、川畑商店の妻です。

 

夫から、「このへんの心境を伝えるのは至難の業なので妻からおねがい〜」みたいなパスが来てたので。

 

書きます〜。

でも あんまりハッピーに書けないかもしれないけど…

 

 

夫も書いてたように、私たち、

 

「結婚を前提にお付き合いさせてください」からの、突然「子どもが出来ました」だったんですよ。

 

それっていま思うと、相当 親をないがしろにしてたというか、自分たちのことしか考えてなかったなって思うんですね、私は。

 

まず それで胸が痛い。

 

両家の親に申し訳なさすぎて。

 

そこ ちゃんとしとけば、もっと色々うまくいってたのかな〜なんて考えたり。

 

この色々なトラブルは、私たちの向こう見ずなやり方のせいじゃないかな〜って自分を責めたりしてる妻です。

 

(この色々っていうのは けっこうリアルにこみいってるので、今はまだ書けない…数十年後に笑い話になったら良いな!)

 

娘にしろ息子にしろ、子どもを送り出す親としては、

その子が結婚する前に、その子本人や、結婚相手の子に、

 

伝えなきゃいけないこと、相手に確認しなきゃいけないことっていうのがあるわけで。

 

うちの場合も、両家あったわけですよ。

 

親が、伝えたり確認したりしたかったことが。

 

「うちは こういう家族ですよ」

「こういうことがありますが、それでも結婚する覚悟がありますか?」

 

みたいなね。

 

そういうのを伝えたり確認したりする時間も場も、私たちは親にプレゼントしなかったわけです。

 

そんな隙間もなく、強制的に結婚しちゃった。

 

 

結婚も、新しい命の誕生も、みんな喜んでくれたけど、

 

それでもやはり、気持ちは ついてこないですよね。

 

だって、結婚する前に伝えたいと思ってたことも伝えられないまま、孫は生まれて。

 

結婚する前に確認したいと思ってたことも確認できないまま、時間は流れて。

 

 

今わたしたち夫婦の周りには、

そういうモヤモヤというか、やり場のない気持ち悪さみたいなのが蔓延してるんだと思います。

 

 

だから一つ一つほぐしていく責任があるというか、

私としては、

結婚って、二人だけの問題じゃなくて、

お互いの親も深く関係することだなぁ、と実感してるので、

 

その親を置いてきぼりには したくないんですね。

 

だって私たちを産んで育ててくれた人たちだから。

とっても特別な存在。

 

だから、「結婚させてください」って挨拶を、改めてきちんと、正式にする必要があるのです。

 

その場でようやく、うちの両親から、私の夫に、大切な、重要なことを伝えることが出来るし、

「それでも結婚する覚悟がありますか?」って確認することが出来る。

 

(もちろん夫側のご両親にも ちゃんと挨拶しなきゃと思ってる。

すごい大変な事情とか出てきちゃうかもしれないけど…)

 

それをしないと、まるで私は、いとも簡単に嫁に出さちゃう感じがして、

私も、しんどいなぁと思う節がある。

 

 

でもそういう風に思う一方で、

早く、私と夫と息子の親子三人で、一刻も早く一緒に暮らしたいなぁと、ものすごく強く思うわけです。

 

今のシチュエーション、つまり私と息子は私の実家、夫は単身赴任っていう状況、

 

理屈抜きで非常に居心地が悪いから。

 

このシチュエーションには本当に限界がきてるんですね。

 

夫と会えなくて寂しいとか、そういう可愛い感じのものじゃなくて、なんていうか、限界って言葉がぴったり。

 

 

そういう相反する二つの気持ちが、自分の中に混在してて、息がつまりそうな妻です。

 

 

それに加えて、早く一緒に住みたい(住んでほしい)派と、

じっくり話す場を設けたい派の、

両方の人たちの心の声がガヤガヤ聞こえてくる感じがして、よけい息がつまりそうなのです。

 

 

あんまりハッピーに書けなくて申し訳ないのですが、正直なところ、そういう状況です…。

 

 

今夜は満月なのかな?

 

ヨガでもして 心を鎮めたいと思います〜。

みなさんも 素敵な満月の夜をお過ごしくださいませ。